こんにちは、まるです。
ここ最近2ヶ月程かけて車を探し、つい先日ホンダのシャトル(中古車)を納車しました。そこで、大きく以下の4つの記事に分けて、それぞれの情報を共有できればと考えています。
(1)購入理由、購入方針・条件の決定、相場感の把握
(2)車の検討、購入
(3)車買取 ※買い替えのため
(4)自動車保険の選定
タイトルの通り、最終的にはホンダのシャトル(中古車)を購入することとなりました。今回は第1回目として購入理由、購入方針・条件の決定、相場感の把握について記載したいと思います。
この4回の記事を通して、車の買い替え、ホンダのシャトル、車買取、自動車保険等に興味がある方の参考になれば幸いです。
車を買い替えることになった理由
元々は軽自動車(ホンダのN-One、2012年製)に乗っていました。子どもが生まれ、チャイルドシートを助手席後部に乗せると、助手席を思ったより前にしないとセットできず、結果として助手席が狭くて乗れない状態になってしまいました。
以後、私と妻は運転席と運転席後部を使うことになったのですが、買い物で荷物が多くなった時や、帰省で子どもの荷物も載せて移動する時に、特に広さに関して不便を感じるようになり始めました。今年中に車検も控えていることも踏まえ、このタイミングで買い替えを決めました。
家族構成と予算感
私と妻と子どもの3人家族になります。予算感は家計の負担になりすぎないこと、後述しますが今後乗り続けていくことを踏まえ、諸経費を含めて最大200万円としました。
どのような車が欲しいか?を考える
前提として、私も妻も車に強い興味はなく、乗れればよいかな、というスタンスです。
しかし不便さが際立ち始め買い替えを決めることとなったため、妻とどのような車を買いたいか、ということを話し合いました。その結果、以下の3点が車選びの基本的な方針となりました。
- 売却はせず、10年、20年と乗り続けたい
- ある程度の快適性や好みも考慮するが、コスパが良いものにする
- 家族設計は多くても4人という点を踏まえ、4-5人定員で十分
方針が決まり車選びを始めようとしたのですが、希望の車種も特になく、何も考えずにウェブページを見ると、軽自動車でも新車で200万円近くすることに驚きました。また、納車にも数か月かかることも知り、中古車を探すことにしました。
中古車選びの条件を決める
調べる中で、中古車は様々な要素をもとに価格が決まることが分かりました。そこで、まずどのような条件で中古車を探すのかを決めることにしました。
走行距離
走行距離が極端に少ない車は、長期間の放置や、短時間運転を繰り返している可能性があります。前者の場合はエンジンがかからなくなることがあり、後者の場合はエンジンオイルが温まる前にエンジンが切られてしまいエンジンの負担増に繋がるようです。年間1万キロ程度の適切な距離を走っている車が妥当とのことで、私の場合は年間5000~10000kmの走行距離を対象としました。
修復歴
修復歴とは、車の骨格に当たるフレーム部分を交換・修理したことを言います。骨格部分にダメージを受けた車は周辺部分に影響が残っていることもあり、私の場合は選択肢から除外するようにしました。
ガソリン・ハイブリッド車の違い
ガソリン車とは、ガソリンを動力源とする車のことを指します。一方ハイブリッド車とは、ガソリンと電気の2つの動力源を持つ車のことを指します。ハイブリッド車のメリットの1つとして、ガソリン車に比べて燃費が良いということが挙げられます。一方で、ハイブリッド車の電気の動力源を生み出す駆動用バッテリーは、交換費用相場は15万~30万前後とかなり高額です。
駆動用バッテリーはなんども交換するものではないですが、中古車の場合、状態が悪いとすぐ交換が必要になる可能性も考えられます。一般的な駆動用バッテリーの寿命は約10年とのことでしたので、私の場合はハイブリッド車は5年以内、ガソリン車は10年以内の年式で探すことにしました。
車両状態証明書
車両状態証明書は、第三者機関がその車の状態を査定し、評価した証明書です。車両の評価点と、各箇所の傷などの情報を確認出来ます。いくつか査定する機関があるのですが、例えばAIS車両品質評価書の場合、S, 6, 5, 4.5, 4, 3.5, 2~3, 1, Rから点数が付けられます。他の評価書もおおよそ同じ形で点数が付けられます。
評価点 | 評価の目安 |
---|---|
S | 12ヶ月未満、1万km未満。 新車をご検討中の方にもオススメです。 |
6 | 36ヶ月未満、3万km未満。 中古車で程度重視の方にもオススメです。 |
5 | 走行距離5万km未満で内外装がとてもキレイな状態です。 |
4.5 | 中古車としては、内外装ともキレイな状態です。 |
4 | 多少のキズ、ヘコミなどはありますが、全体的には良好です。 |
3.5 | 多少のキズ、ヘコミなら気にならない方にオススメです。 |
2〜3 | 走行に支障がない、キズ、ヘコミがあります。 |
1 | 冠水車などの特別瑕疵車両が該当します。 |
R | 走行に支障がない修復歴車です。 |
中古車によっては車両状態証明書が付いていないものもあります。私の場合は長く乗ることを踏まえ、ある程度品質が担保されているものが良いと考え、4点以上の車両状態証明書が付いている車を対象とするようにしました。
メーカー正規ディーラーか中古車販売店か
販売店で絞り込むことは今回行いませんでした。一般的にはメーカー正規ディーラーの方が高額になる、値引きしづらいといった傾向があるようです。その分アフターサービスが充実しているということなのだと思いました。
条件まとめ
これまでの内容をまとめると以下の条件になります。この条件で、気になる車種を探すことにしました。
- 年式:ハイブリッド車であれば可能なら5年以内、ガソリン車は10年以内
- 走行距離:年間5000~10000km
- 修復歴:無
- 車両状態証明書:4点以上
中古車の相場を知る方法
中古車選びは主にカーセンサーの相場確認サービスを利用しつつ情報収集し、適宜記載されているディーラーのページも参照するような形で進めていきました。
カーセンサーには中古車相場を確認することのできるサービスが提供されており、こちらがとても役に立ちました。
車種を選択すると、「本体価格と年式」、「本体価格と走行距離」、「年式と走行距離」の観点から、およその相場を知ることができます。例えば全国のカーセンサーに出品されているホンダシャトルの「本体価格と年式」の相場表(2025年1月現在)は下図になります。ここから、2015年式の場合は95~115万辺りが、2020年式は155万~175万辺りがボリュームゾーンであることが分かります。

但し、下記に注意してください。
- 記載されている数字は車両本体価格で、実際には諸経費等がかかる
- モデルで絞り込めないため、必ずしもボリュームゾーンの価格と一致しない場合がある
私はこの表から大まかな相場感を掴んだうえで、先ほど述べた条件で詳細検索する形で進めました。
おわりに
今回は車の購入理由と購入方針・条件の決定、相場感の把握について記載しました。次回は今回の情報をもとに、車選び~購入に至るまでの流れを共有できればと思います。
今回中古車購入を行いましたが、具体的に何を買うかが決まっていない方にとっては、「どんな車が欲しいのか?」、「どのような条件の車なら良いか?」を決めるステップが最も重要だと感じました。特に中古車選びは入れ替わりも激しく選択肢も非常に多いため、このような大方針を決めることで、比較的少ない労力で目当ての車を選ぶことが出来たと感じています。