ホンダ・シャトル購入記(2)車選びから購入まで

雑記

はじめに

こんにちは、まるです。
ここ最近2ヶ月程かけて車を探し、つい先日ホンダのシャトル(中古車)を納車しました。そこで、大きく以下の4つの記事に分けて、それぞれの情報を共有できればと考えています。
(1)購入理由、購入方針・条件の決定、相場感の把握
(2)車の検討、購入
(3)車買取 ※買い替えのため
(4)自動車保険の選定
タイトルの通り、最終的にはホンダのシャトル(中古車)を購入することとなりました。今回は車選びからホンダのシャトルを購入するまでの流れを記載したいと思います。
この4回の記事を通して、車の買い替え、ホンダのシャトル、車買取、自動車保険等に興味がある方の参考になれば幸いです。

中古車選びの条件

前回の記事にて、以下の条件で中古車選びをすることになるまでの過程をご紹介しました。

  • 価格:200万円を上限
  • 乗り換えは想定していない、コスパ重視で最大4-5人乗り
  • 年式:ハイブリッド車であれば可能なら5年以内、ガソリン車は10年以内
  • 走行距離:年間5000~10000km
  • 修復歴:無
  • 車両状態証明書:4点以上

検討した車

軽自動車

子育て世代の車ではスライドドアが利便性が高いと考え、まずはスライドドアの軽自動車を考えてみました。スズキのスペーシアや、ホンダのN-BOXなどが見つかりましたが、車内が狭くなったことが買い替えの理由であることを踏まえると、大きな改善は見込めないと判断し、候補からは除外することにしました。

ミニバン

トヨタのノアやヴォクシーといった、3列シートのミニバンも少し考えましたが、こちらは逆に今の自分たちには広すぎると感じました。また、車体も大きくこれまで乗っていたN-Oneよりはかなり取り回しがしづらくなる点、燃費が悪くコスパは悪いといった理由から、候補から除外することにしました。

コンパクトミニバン

軽自動車だと狭いが、ミニバンだと広すぎるといったニーズに応える車種として、コンパクトミニバンを発見しました。このジャンルはホンダのフリード、トヨタのシエンタが代表格なようです。

いずれも何度かモデルチェンジをしており、最新型だとおよそ予算オーバーになるため、旧型で考えることにしました。丁度友人が旧型のフリードを所有しており、試乗させてもらいました。結果として、スライドドアの便利さや広々とした車内、運転しやすさ等、非常に好印象でした。1点懸念点を挙げるとするならば、妻が形があまり気に入っておらず、どちらかというとセダンの形が好みとのことでした。但し妻と相談し、この点の優先度は下げる事にしました。

しかし、フリードのハイブリッド車の価格帯は、旧型でもある程度の状態を求めると予算的に厳しいことが判明しました。(改めて考えると、ガソリン車も候補に入れて調べても良かったかな、とは思います)。シエンタもおよそ同じくらいの価格帯で、どちらも人気車であり、予算に合わせるためには年式や距離等、何らかの面で妥協が必要でした。基本的にフリードもシエンタも3列シートの6-7人乗りで、欲しい車の条件の1つにしていた「4-5人乗り」にはオーバースペックだと感じました。そのため一旦候補としては保留とし、もう少しコスパの良い車を求め、他の車も探すことにしました。

ステーションワゴンとの出会い

ステーションワゴンとは、一般的に車のボディ構成が「2BOX」で「セダン」がベースの「車高の低いワゴン」のことを指します。

ステーションワゴンとは?どんな人が乗る?トヨタ車も紹介! ステーションワゴンとは

BOXは車の空間のことを表しています。

  • 2BOX:エンジンルームと居住空間の2つで構成
  • 3BOX:エンジンルームと居住空間、トランクルームの3つで構成。似た車のタイプとしてセダンがある。

かなり大雑把ですが、セダンの居住空間とトランクルームを1つなぎにした車がステーションワゴンであると理解しました。そのため、セダンと同様に4-5人乗りですが、トランクルームが別になっていない分、後部の荷室が広く使い勝手が良い車となっています。また、このステーションワゴンですが、近年はミニバンやSUVに比べると人気は劣っており、同じ年式・距離でも価格帯が低い傾向にあることが分かりました。セダンに形状も似ており、妻も好みに近く良いとのことで、ステーションワゴンを調べているとホンダのシャトルを発見しました。

シャトル

シャトルの特徴はコンパクトながらとにかく広い荷室です。全長は4440mmで、元々乗っていたN-Oneの3395mmと比較すると1000mm以上長くはなりますが、最小回転半径は4.9mでN-Oneの4.5mと大差はなく、比較的運転しやすいように感じました。そのうえリアゲートを開けるとフラットな荷室が広がっており、後ろの席を倒さなくともゴルフバックが4個搭載できるほどの広さがあるとのことです。さらに後席を倒すと184cmの空間を作り出すことが可能となります。

まだ試乗していない段階でしたが、乗り心地や使い勝手の面で期待が持てました。モデル展開はガソリン車1種、ハイブリッド車3種の計4種類展開となっています。ハイブリッドはノーマル、Xモデル、Zモデルと分かれています。XモデルとZモデルのみ、標準でサイドエアバック、シートヒーター、エアコン独立となっており、安全性や利便性が向上するこの2つのモデルが候補となりました。XモデルとZモデルを比較してみると、基本的には内外装の違いのみであること、タイヤがXモデルは15インチに対してZモデルは16インチにサイズアップすることからタイヤの価格帯も上がると判断し、Xモデルを最終的な候補としました。

フリードとシャトルを比較すると、同じ年式・距離で相場を調べてみても体感で数十万単位の差を感じました。人気の有無のほかに、そもそもの車体価格の違いもあると思いますが、非常に狙い目な車だと感じました。なお、フリードとは異なりスライドドアではない点は、我が家ではそこまで重要視しておりませんでした。

アイシスの発見

シャトルのように多少不人気でも利便性が高くコスパの良い車はないかと調べていたところ、トヨタのアイシスという車を見つけました。

アイシスは7人乗りの3列シートを備えたミニバンで、助手席側にスライドドアがあります。上位グレードになると両側スライドドアになるため、このモデルを候補に探すことにしました。2017年に生産終了のため中古車は約10年落ちとなり、上位グレードでも100万円程度と予算と比較すると魅力的でした。試乗で問題なければアイシスも有力候補となりました。

シャトル vs アイシス

シャトルとアイシスが最終候補に挙がり、試乗してみて良い方を選ぶことにしました。試乗では私と妻の二人が運転し問題がないか、チャイルドシートを助手席後ろに着けても助手席が問題なく座れるかといった点を中心に確認するようにしました。

最初にシャトルの試乗を行いました。写真や動画で荷室が広いことは調べておりましたが、実際見るとその広さに驚きました。後部座席の広さも広く、チャイルドシートを付けても前の席は問題なく座ることができました。10年以上前の軽自動車との比較になるため、当然ではあるのですが、運転した感じもとてもよかったです。車体が低いため、地面に吸い付くような運転自体を楽しめる作りになっており、とても気に入りました。また、車両はホンダのディーラー認定車で、年式は5年落ち、走行距離は年間6000km程度、車両評価点は4.5で全体的に非常に綺麗でした。さらにワンオーナーで前のオーナーは試乗したホンダのディーラー店で購入し売却したということで、今に至るまでの状況も把握することが出来たのも良いポイントでした。車両価格が167万円、諸費用込みで175万円でした。

次にアイシスの試乗を行いました。こちらは年式10年落ち、走行距離は年間7000km程度、中古車販売店での取り扱いで車両評価点は4点でした。車両価格が100万円、諸費用込みで110万円でした。運転席の革シートが一部裂けている等、全体的に使用感があり年式相応の状態ではありましたが、特段問題となる程ではありませんでした。運転した感じは、私は特に問題ないと感じたのですが、妻がハンドルが固く運転しにくいとのことで、我が家ではマイナスポイントとなりました。また、チャイルドシートが上手く設置できない点もマイナスポイントでした。助手席側の後部座席のマット下に木材の蓋が設置されており、工具が入るようになっているのですが、この木材が経年劣化で反っていました。そのため、チャイルドシートを設置するときに床との接地面が木材の反りと干渉してしまい、安定して設置できなかったのです。木材の蓋の形は車両の構造上複雑な形となっておりDIY初心者の私にとっては自作は難しそうでした。これらの理由でアイシスは見送りとなりました。

購入までの流れ

結果としてシャトルを購入することになり、ホンダのディーラー店で契約を行いました。最初に見積もりを出していただいたときは、希望ナンバー、コーティング、点検パック、保証と全てつけられていたため、保証以外は取り外すことにしました。基本的に初回の見積もり時には不要なものが多くついている可能性が高いため、この辺りは見積もり前に良く調べて不要なものはカットするようにした方が良いです。保証は無料で2年間、5万円で3年延長の計5年にできました。ハイブリッド車のバッテリー交換の出費の可能性を考えると保障費用は割に合うと判断し、付けることにしました。値下げの交渉はほぼ受け付けてもらえませんでした。年式、走行距離、状態から見たときの他の中古車の相場より若干高いくらいの金額でしたが、無料で2年間の保証が付いていること、正規ディーラーであることを踏まえると妥当だったのかなと思い、この点については納得することにしました。

おわりに

今回は車選びから購入までの経緯について記載しました。次回は車買取についての体験談を共有できればと思います。個人的に、車について知りたいときはYoutubeのハンターチャンネルさんが非常に参考になりました。車の外装から内装、運転した感想を分かりやすく解説しており、詳細な情報を得ることが出来ます。

元々はアイシスの安さに惹かれていたのですが、試乗をしてみて我が家には合わないことが判明し、知らない車は必ず試乗してから購入すべきだと実感しました。

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