こんにちは、まるです。
ここ最近2ヶ月程かけて車を探し、つい先日ホンダのシャトル(中古車)を納車しました。そこで、大きく以下の4つの記事に分けて、それぞれの情報を共有できればと考えています。
(1)購入理由、購入方針・条件の決定、相場感の把握
(2)車の検討、購入
(3)車買取 ※買い替えのため
(4)自動車保険の選定
タイトルの通り、最終的にはホンダのシャトル(中古車)を購入することとなりました。今回は購入以前に乗っていたN-ONEの買取に関する流れを記載したいと思います。
この4回の記事を通して、車の買い替え、ホンダのシャトル、車買取、自動車保険等に興味がある方の参考になれば幸いです。
買取する車について
前回の記事にて、シャトルを購入するまでの流れをご紹介しました。
これまで乗っていたN-ONEと入れ替えになりますので、シャトルの納車日までに買取をする必要があります。N-ONEの詳細情報を記載します。
- 車種:ホンダ N-ONE JG1
- グレード:G
- 年式:2012年
- 走行距離:62000km
- オプション:特になし
- 車検:買取依頼時点で残り9か月
- その他:傷やヘコミはある程度あり。大きな事故歴は無。
シャトル購入時にMy Hondaというアプリをダウンロードし、その中で車の査定を行う機能がありました。車種、年式、距離を入れるものでかなり簡易的ではありますが、結果は10万でした。一方、買取相場をネットで調べてみると、20~30万程度という結果も目にしました。傷やヘコミも多少あること、手入れをあまりしていなかったことを踏まえると、10万が1つの目安になるのかなと感じました。
一括査定サービスを利用する
一括査定サービスは申し込み後に大量の電話が来るのが嫌だったため、良いサービスがないか探していると、MOTAというサービスを見つけました。
最大20社の中から高額査定の上位3社とやりとりするだけ!買取店は選ばれるために競い合うから高く売れる!
MOTA公式サイトより
MOTAでは複数社に査定依頼がされますがユーザーがやり取りするのは上位3社のため、多くの業者とやり取りする必要がありません。早速査定の依頼を行うことにしました。基本情報を入力後、車の外観やメーターの値の写真を撮影し添付しました。全体の作業時間は20~30分程度でした。外観を確認していると傷やへこみもありましたので、その点も記載しました。午後に申し込みを済ませると、翌日の12時に結果が開示されました。受け取った3社の査定結果は以下になります。
- A社:21.5~27.5万
- B社:18.9~30万
- C社:12.2~17.2万
査定結果を確認しているとA社とB社からすぐに電話がかかってきました。実際の査定額は実物を確認後に決まるため、両社に確認の依頼をしました。
実際に査定を受ける
12時に査定結果を受け取ってから、A社には夕方に来てもらい査定を行ってもらいました。家の外で挨拶し30分ほど車を確認した後、結果を教えてもらいました。A社の査定結果は10万だが、業者間のオークションに出せば15~20万位にはなるかもしれない、という話をしていました。その場では詳しく聞くことが出来なかったのですが、最低10万、運が良いと15~20万と解釈しました。元々の査定結果から下回ったのは、左のフロントフェンダーに傷があり、若干フレームの歪みがあったためでした。
フロントフェンダーとは、走行中にタイヤが跳ねてしまう泥や水、砂などの飛散防止のためにフロントタイヤの外側に被っているパネルのことをいう。運転中に最も傷が付きやすい部品のため、修理や交換がしやすいようにボルトアップで取り付けられている。
フロントフェンダー(ふろんとふぇんだー)|グーネット自動車用語集
この傷は自分で外観を確認しているときに気づけませんでした。しゃがみこんでフロントフェンダーの裏側を確認すると、確かに一部へこみがあり、その部分がフレームとのことでした。実際の写真を撮っていなかったため公式サイトの画像より引用していますが、赤枠の裏側部分になります。

フレーム部分を損傷した場合、修理しても「修復歴」がついて車の価値が大きく下がります。なお、本記事の第一弾で、購入する車の条件を決めましたが、その中で「修復歴なし」を挙げていました。
修復歴とは、車の骨格に当たるフレーム部分を交換・修理したことを言います。骨格部分にダメージを受けた車は周辺部分に影響が残っていることもあり、私の場合は選択肢から除外するようにしました。
ホンダ・シャトル購入記(1)中古車選びの方針と条件を決める 中古車選びの条件を決めるより
N-ONEのような前面の空間がほとんどない構造の車は、少し前面をぶつけたり擦ったりするだけでフレームの歪みに直結するため、買い取り業者も注意深く見るポイントの1つなのだそうです。この傷がなければ買取金額が上がったと思うと残念ではありますが、受け入れるほかありませんでした。なお、買取についてはB社の査定も依頼していたため保留としました。
同日に店舗で見てもらう形でB社の買取査定も行いました。A社の査定時に判明したフロントフェンダーの傷は説明したうえで査定をしてもらいました。店舗内で30分程待っていると査定が完了し、結果は5万でした。同じようにフロントフェンダーの傷が大きく響いている旨の説明を受けました。A社の方が高かったため、B社での買取は断ることにしました。B社の担当の方から、他社の買い取り金額を確認されたため、A社の話に挙がった15~20万の金額を出すと、驚いた顔をしていたのが印象的でした。
翌日A社に買取依頼の連絡を行うと、折り返し連絡すると回答がありました。数日経っても連絡がなく、改めて連絡をすると再度折り返し連絡するとのこと。しかし、また数日経っても連絡はありませんでした。MOTAにて査定依頼を行ったのは12月の後半で、年末に入る前に話を付けたいと考えていました。このままでは時間だけが過ぎてしまうと判断し、A社の買取は諦めることにしました。
別会社への買取依頼を行う
C社からはMOTAの査定依頼があってから一度も連絡が来ておらず、A社のこともあったため直感的に止めようと判断しました。買取業者をいくつか検索していく中で、MOTAの査定結果とは関係のないD社に連絡をしてみることにしました。早速買取担当の方から連絡がありその日の内に訪問査定してもらうことになりました。
結果は5万で、同じように左フロントフェンダーの話をされたため、これくらいが相場になってしまうのかなと思いました。他社の金額についても聞かれ、試しにA社の15~20万を出すと、少し考えるのでお待ちください、とのこと。その後12万という金額を提示され、交渉の余地があるのではないかと感じました。再度ダメ元で15~20万の見積もりを伝えると、最終的に17万まで上げてもらうことが出来ました。さらに、下記の柔軟な対応をしてもらうことが出来ました。
- 車の引き取りはシャトルの納車日に合わせてもらえること
- 車の引き取りにかかる代金は負担してもらえること
- 年末年始で実家に帰る等多少運転するが事故等なければ査定額に影響はないこと
おわりに
今回は車買取についてご紹介しました。次回は自動車保険選びについて共有できればと思います。最終的に買取してもらった会社は、MOTAで金額提示された会社ではなかったですが、MOTAの見積もり結果を交渉に使えたのは良かったです。買取業者も相見積もりしている前提で話を進めてくることもあり、1社で臨むと不利になると感じました。一方でやり取りに体力と時間を使うため、労力に見合うかは考えた方が良いです。私の場合は総合的に判断して満足いく結果だったと感じています。